電子辞書 SII SR-E10000 ニュースリリース

ついにきました。6月上旬発売予定だそうです。コウビルド搭載のSIIのフラッグシップモデルです。http://speed.sii.co.jp/pub/corp/pr/newsDetail.jsp?news=1118
コウビルド搭載の新機種が初夏に出るというのはSR-E9000のニュースリリースで発表されていたので、どんなすごいのがくるのかと非常に期待していました。SR-E9000がちょっとマニアックなコンテンツだったので(ビジネス技術 実用英和大辞典/実用和英大辞典とか、情報処理技術者用語辞典なんてのも。)正当派上級機種発売を楽しみにしていました。
ニュースリリースにある情報で気になったものをピックアップ。

  • 研究社「新和英大辞典」収録。(48万項目だそうです。)
  • コウビルド英英辞典プラス、イディオム辞典・句動詞辞典・語法辞典・文法辞典の4コンテンツ。(使いこなすの大変そうだ。)
  • バックライトを搭載(SR-E9000に続きバックライト機種です。少なくとも大画面機はバックライト搭載が標準になってほしいものです。)
  • シルカカード対応のカードスロット搭載 (専用カードではなくてSDメモリーカードにできなかったのかな。この点、カシオのXD-LP9300に完全に負けてますね。XD-LP9300はカードに入れたテキストファイルも読めたはず。確か。)
  • セラミックススピーカー内蔵(せっかくスピーカー内蔵なんだから、追加カードコンテンツの音声のみなんて勿体ないです。Text to Speechで全文発音できればベストだが、せめてジーニアスの重要単語くらい発音してくれたっていいんじゃないかな。)
  • 「ブリタニカ国際大百科事典」・「Britannica Concise Encyclopedia」(これまた使いこなすの大変そう。それに大量の情報を読むには液晶の解像度が辛いんじゃないでしょうか。)

さて、購入するかどうかですが、今回はたぶんパスです。私にはあまりにもオーバースペックすぎます。目玉の新和英大辞典ですが、和英をほとんど使わない自分には勿体ないです。またネイティブ向け英英辞典・類語辞典・百科事典「Britannica Concise Encyclopedia」は絶対につかいこなせないですし。また、コウビルドの文法辞典等もきっと使わないだろうなあ。
コンテンツバランスからいったら、asin:B00063HC3Y:titleあたりが私にとってはベストのようです。最近、語彙を増やしている過程で、語義の事項そのものについて調べたいことが多々あるのです。特に自然科学分野。百科事典入っていると便利そうです。SR-T7100くらいの必要十分コンテンツがSR-M小型機シリーズに入ってくれないかなあ。気長に待ちます。