語彙を増やしたい！

洋書を読んでいて知らない単語が出てきて辞書を引くのはとっても面倒です。推測すればいいんだけど、未知語が多いと推測読みは疲れます。スピードも落ちるしね。回覧本など読みながら知らない単語を拾っていますが、そろそろまた集中的にボキャビルをやりたくなりました。で、ちょっと前に買っておいたのがこの本。

TOEIC Test 900点突破必須英単語

この本のいいところは、どのようなシチュエーションで使われるかや英英辞典的解説などの詳しい説明・単語の意味を推測できるような例文があるところです。読んでいると、ふむふむなるほどと思えます。でも、音声のCDがついていないのが惜しい。発音は別の手段でやらなければいけないなあ。発音記号は一応、読めますがネイティブの音を聞くのとはやはり違いますから。
この本をつまみ食い的にちまちま読んできましたが、なにせ大部分が見たこともない単語なので、読んだ瞬間、なるほどなあと思っても全然記憶に定着しません。強引な方法で一通り頭に入れてしまって、その後ウンチク的解説を読んで記憶を強化するという作戦に切り替えました。強引な方法、とは杉村太郎氏の本↓に出てくるカード式のやり方です。

TOEICテスト900点・TOEFLテスト250点への王道 (Diamond basic)

125×75mmの「情報カード」に表に英単語を書き、裏に意味や派生語など記憶の助けになる情報を書き込みます。これをひたすらめくって繰り返し覚えていきます。非常に原始的というか力任せというか、挫折可能性が高そうな方法ですが、ちょっとやってみた限りでは意外に覚えられます。この方法でどのくらい記憶を維持出来るかが課題ですね。

ちなみに、２冊ともTOEIC900点などと「これって何かの悪い冗談ですか。」と言われそうなタイトルがついていますが、語彙だけではTOEICの高得点は取れませんです。実はTOEICの語彙レベルはべらぼうには高くはないように思います。それよりもむしろ、リスニング力（これが一番大事！）、文法問題を1題30秒以内に正確に回答する力が不可欠だと感じています。自分に関していえば、語彙を今以上に増やしても点数は伸びないでしょう。あくまでも、ペーパーバックを楽しく読むためのボキャビルのつもりです。